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白石市のシンボル白石城の復元秘話にせまる!
白石市のシンボル白石城の復元秘話にせまる!
取材記事
歴史・文化
今回、地域おこし協力隊の松井瑞輝(別名 ニンジャくん)が、白石城復元に深く関わっていた白石市副市長の菊地正昭さんに取材させていただきました!
この記事では
・復元に至った経緯
・復元にあたっての苦労
・城を見るときは〇〇に注目!
・白石城で出来ること
を紹介します。
・復元に至った経緯
松井:復元される前の白石城とは市民の皆様にとってどのような存在だったのでしょうか。
菊地副市長:当時の白石城は「益岡公園」として多くの人から利用され愛されていました。ちょうど宮城県白石高等学校(男子校)と宮城県白石女子高等学校の間に位置し、学生にとっての待ち合わせ場所などに使われる思い出の場所でもありました。中には片倉小十郎景綱の記念碑によじ登っていたやんちゃ者もいましたね(笑)
松井:あんな威厳のある碑にですか!?(笑)なるほど、白石城は以前から多くの人にとって思い出の場所だったのですね。では、どのように復元を希望する声が上がってきたのでしょうか?
菊地副市長:昔から、「せめて大手門だけは復元してほしい」との声はありましたが、本格的に復元の声が高まったのは、大河ドラマがきっかけでした。これをきっかけに多くの人が片倉小十郎景綱の居城を見たいと訪れましたが、「何も無いじゃないか!」とがっかりする人が多くいました。これをきっかけに本格的に白石城復元の声が強まりましたね。
・復元にあたっての苦労
松井:ただ、復元したいからすぐ出来るといった話ではないですよね。なにか復元に至るまで苦労はありましたか?
菊地副市長:最初は他の復元天守のように、コンクリートで復元しようと考えていたようです。そのほうが安くできますし。しかし、城の監修を勤める教授の方が、「木造じゃないと協力しない!」と譲らなかったんです。当時、13m以上の木造建築は法律上難しい状況でした。しかし、関係者たちが覚悟を決め木造復元天守として白石城を建てようと動き始めました。
松井:そんな事があったんですね!ただ、こだわりが強いことと引き換えに、金銭面も苦労したのではないでしょうか。
菊地副市長:そうですね。木造となるとお金がかかります。それに加え、白石城は安い外国産の木材ではなく、ほぼ全ての木材を国産の木材で建築する事にしたんです。そうするには資金集めを頑張らないといけない。今で言う地方創生交付金なども使いましたが、市民など多くの人からも多額の寄付が寄せられました。
白石城を市の誇りとなるものにしたいと、多くの方々が協力してくれました。
松井:素敵ですね!自分も白石城復元キャンペーンの一つ、「瓦一枚運動」の話を少し聞いたことあります!
菊地副市長:その運動で、結果約1億4千円が集まりました。寄付者が瓦に自分の名前や思い、夢を書きました。
・城を見るときは〇〇に注目!
松井:白石城で、特に注目してほしいところはありますか?
菊地副市長:やはり注目すべきところは、木造建築ですね。今ではあれほどの国産の木材を集められないと思います。オープン当時は、そのこだわりの建築をひと目見ようと大勢の人で行列が出来、大手門の外まで続いたくらいです。
また、白石城には、切り込みハギ、打ち込みハギ、野面積みの三種類の石垣の積み方が見れるところが特徴です。お城好きにはたまらないポイントですね。
松井:最後に、白石に来る方々に一言お願いします!
菊地副市長:白石城ももちろん、白石市はたくさんの史跡が至るところにあります。知れば知るほど面白いので是非一度お越しください。
また、市民の人々にも改めて、歴史を楽しく学んでいただきたいですね。白石に遊びに来た人が市民に聞けば色々案内してくれる、そのようなことができたら素敵だなと思います。
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・白石城で出来ること
現在白石城では、地域おこし協力隊のあしがるさんとニンジャくんが甲冑体験や究極の甲冑体験、甲冑観光ガイドツアーなど、様々な体験ができます!
白石城で出来る体験、イベントの詳細は以下のウェブサイトのリンクからチェックしてください!
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